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地鎮祭は必要?地鎮祭を歴史から紐解く!

こんにちは!

セルコホーム富山です。

 

注文住宅を契約された方の中には、費用削減の一案として地鎮祭の開催について悩まれるという方も少なくありません。

それほど大きな費用とはならないけれども、、、本当に必要なの?でも、、、周りの人からの目もあるし。。。

そんな方のために今回は「地鎮祭を歴史から紐解く!」と題しまして、その意味や意義、実施するかどうかの検討の一つの材料として情報をお届けできればと思います。

 

~地鎮祭のはじまり~

土木工事を行う前に「工事の安全」と「建築物が永く健全性を保つこと」を願い行われる地鎮祭。その歴史は最も古いもので持統天皇5年(西暦691年)10月に行われたことが日本書紀の記録として残っています。

地鎮祭は一般的には神式で行われます。日本では古来より自然のあらゆるものに神が宿ると信じられてきました。そのため、工事を行う前に土地に宿る神様の許しを得なければ災いが起こると信じて、その許しを請うために始まったのが地鎮祭(地の神を鎮める祀り)であり、正式には「とこしずめのまつり」と読みます。

 

~地鎮祭の意味・意義~

科学技術の進歩により信仰心が薄くなっている人も多い現代において、地鎮祭発祥の由来に意味を強く持てないという方もおられるかと思います。そんな中で地鎮祭を実施する意義とは何でしょうか。実は、地鎮祭が新築工事において色んなキッカケの場にもなっている面があります。

例えば施主様と施工担当者の顔合わせの場になったり、近隣住民の方への工事開始の合図になったり、またご近所への挨拶周りもこの日に行われるのが一般的です。その他、弊社の場合ですと会社重役も地鎮祭に出席させていただき施主様へご挨拶をさせていただく場になることもあります。ご家族を招く日ともなり、一つの思い出行事として実施されるのも良いかと思います。

更に地鎮祭実施は当日の意義だけでなく、工事中の万が一の事故の発生やお住まいになった後の何かしらのトラブルが起こってしまった際に「地鎮祭をしなかったから」とご自身や周りの方から思われてしまうことを避けるということにもなります。

このように地鎮祭実施には様々な意味や意義はありますが、未実施であろうと顔合わせや挨拶回り等は個別に機会を設けて行いますし万が一のことが起こりましてもどう感じるかは施主様おひとりおひとりのお気持ち次第ですので必ず実施しなければならないということではないかと思います。

 

~地鎮祭実施に必要な物~

ところで地鎮祭を実施する場合に必要な費用や物、手続きには何があるのでしょうか。

弊社の場合、神主への依頼や日程の調整、当日のテントや必要備品のほとんどをこちらで手配致します。施主様には神主へのお礼(玉串料)と報献酒一升瓶2本の準備をお願いしております。玉串料は地域によって異なりますが、富山市内ではお供え物料込みで35,000円である場合が多いです。

 

~近年の状況~

ここまでお話してきました地鎮祭ですが、最近では実施されない方も増えてきているようです。地域や施工会社によって異なるかと思いますが実施率50%程度という情報も見かけます。また地鎮祭を簡易的な方法で執り行う方や上棟式だけ実施するという方もおられます。そんな中、弊社の実績から見ますと8割~9割の方が実施されている状況です。地鎮祭を開催した上で後悔しているという方の声はまだ聞いたことがありませんので皆様それぞれに開催して良かった点があったのかと思います。

 

~まとめ~

地鎮祭は本来の意味や開催の意義もありながら特別に大きな費用が必要というものでもないため、施主様おひとりおひとりの考えや状況、想いに沿って判断いただければ良いかと思います。開催の有無によって施工者の気持ちが変わるということもありません。悩むようでしたら気兼ねなくご相談いただき、心から納得して決めていただくことで不安なく待望のマイホームの完成をお待ちいただければと思います。

 

 

次回は現在新築工事中の方の現場の様子をお届けしたいと思います。

お楽しみに!

 

 

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施主様が知っておきたい地鎮祭のあれこれ!~準備編~|スタッフブログ|セルコホーム富山 村松建設 (muramatsu-h.jp)

 

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